SDGs活動の取り組み
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
新和工業株式会社では、“未来のため、企業の社会的責任を果たす”為に『SDGs宣言書』を作成し取り組んでいます。
SDGs宣言書
自立型人間の養成
事例)個人目標の設定
会社方針→部課の活動計画→個人目標
【概要】
・自立型人間の養成、やりがいの醸成を目的に実施
・1年間で何ができるようになるかを具体的に設定
・3ヵ月に一度、所属上司によるフォローアップ ⇒ 賞与昇給査定
持続可能な企業づくり
事例1)事業継続力強化計画の認定取得
BCP活動の見える化
【概要】
・平成27年より実施してきたBCP活動の見える化として認証取得
・人命、供給責任、地域貢献の3点に注力
・中小機構のHPに掲載 https://kyoujinnka.smrj.go.jp/case/05/
事例2)ジェンダー平等への改革
コンプライアンス向上施策
【概要】
・制服の男女共用化
50期を機にユニフォームをリニューアルした際、デザインや機能面以外にも男女共用できる制服を選定
・ハラスメント防止宣言
ハラスメントを防止する規程を策定すると同時に社内外へ防止宣言を実施
・ワーク・ライフ・バランス推進企業
ワーク・ライフ・バランスとは「働くすべての方々が、『仕事』と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった『仕事以外の生活』との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」。
弊社は、岐阜県のワークライフバランス企業に認定されています。
事業と環境の両立
事例)太陽光発電・蓄電池による創エネ
発電・蓄電の相互システム
【概要】
「太陽光発電+蓄電」システムは、省エネ効果や節電はもちろん、太陽光発電と蓄電システムを組合せることで、災害時にライフラインが切断されても自動的に蓄電池へ充電され、BCPの観点からも安定した電力供給が可能となりました。
【設置場所】
工場屋上へ太陽光パネル、工場1階入口へ蓄電池を設置
【停電時稼働設備】
通信機器、業務端末(パソコン等)、基幹システム、事務所照明、防犯装置等
【本システム効果】
【発電量・蓄電量・CO2排出抑制ステータス 監視システム】
- 再生可能エネルギーを自家消費
- ピークカット機能による電気料金の削減
- デマンドコントロール機能で自動的に負荷を制御
【平時の電気の流れ】
気象状況などにより不安定になりがちな再生可能エネルギーを、常に安定的に供給できます。
【非常時の電気の流れ】
停電時には、系統電源と蓄電池電源を自動で切替え、緊急時には蓄電地から電力供給を行います。
地域貢献
事例)おにぎりアクションの実施
【概要】
新和工業で促進・啓蒙イベントを実施
•写真を投稿することで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食を届けることができる社会貢献活動。
•おにぎりアクションは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、「おにぎり」の写真をSNS(Instagram, Twitter, Facebook)、または特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円を協賛企業が提供し、NPO法人TABLE FOR TWO Internationalを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。
•「食」を通じて世界の食料・健康問題の解決に取り組むTABLE FOR TWOが主催となり、 毎年、10月16日「世界食料デー」を記念して実施しています。おにぎりアクションは、2015年に開始してから2020年までの6年間の開催で、累計100万枚の写真が投稿され、約540万食の給食を届けています。
•給食が届けられているのは、アフリカ・アジアの貧困地域に暮らす子どもたちです。 1日1食の給食が、開発途上国の子どもたちが貧困から抜け出す鍵となっています。
【企画概要】
・新和工業公式FACEBOOK、LINEに画像をアップ
・1ヵ月(10/5~11/5)で117件の投稿あり
・貢献してくれた方にギフトプレゼント
その他の活動
今後の課題
カーボンニュートラルへの企業の取り組み
世界の大きな動きとして低炭素社会から脱炭素社会(カーボンニュートラル)へ変化している中、日本政府の目標は2050年までに脱炭素を掲げており、自動車産業を中心に加速度的に取り組みが激化しています。
中小企業の従来の環境活動では達成は難しいと予測されていますが、新和工業では2022年7月より会社方針・活動計画にて展開を予定しています。